日本パパ料理協会卓末の時代用語
卓末の時代(たくまつのじだい)
世の中が幕末のように食卓が乱れだした、昭和後期から現在にいたるまでの時代のこと。
パパ飯士(ぱぱはんし)
パパ料理を通して家族を笑顔にし、食卓維新を起こしたい志ある仲間で父親のことを「パパ飯士」と呼ぶ。
御酢!(おす!)
押忍!と同義語で、飯士間で使う挨拶。「ちゃんと健康のためにお酢料理も作ろうぜ!」の意味が込められている。微妙なニュアンスは、メールでないと伝わらない。「御」はお酢に感謝の気持ちをこめて。
食歴(しょくれき)
食べてきた自分の歴史、料理を作るようになった歴史、日本パパ料理協会に入会し活動することになった歴史、食を通して家族を笑顔にするようになった歴史、共食の歴史。それらをまとめて、食歴と言います。パパ飯士には、それぞれ思いのこもった食歴があります。たくさんの人にステキな食歴を増やす活動を、日本パパ料理協会ならびにパパ飯士は行っています。
ご当家P級グルメ(ごとうけぴーきゅーぐるめ)
ご当家(各家庭)で、パパ(PAPA)が作る、安価で日常的かつ何度でも食べたい贅沢でない庶民的な飲食物のことをP級グルメと呼ぶ。また、将来それぞれの家庭で、「オヤジの味」として子どもたちに、語り継がれ、作り続けられる飲食物のこと。
新洗組(しんせんぐみ)
料理はあまりできないけれど、洗いものなら得意!なパパ飯士たちの所属するグループ。
パパの洗いもの道を追及する。
男厨八策(だんちゅうはっさく)
共食維新を起こすための八つの方針
一、「台所解放」 天下の台所を家族全員に解放し、みなで料理をすべき事
一、「旬菜瞬時」 食材・道具にお金をかけすぎず、あるものと旬なもので、段取り良く料理をすべき事
一、「料理貫徹」 料理は、買物、準備、調理、配膳、片付、洗物、塵分、塵捨、補充までやるべき事
一、「号令徹底」 「いただきます」「ごちそうさま」を常に言うべき事
一、「偏食阻止」 料理は美味しくかつ、栄養の均衡よく作るべき事
一、「適時適食」 自炊、趣味、行事、家庭、介護それぞれの状況に応じた料理を作るべき事
一、「伝統継承」 日本古来からある食文化・食習慣を大切にし、子孫に受け継ぐべき事
一、「共食有限」 家族みなで食事をする機会を大切にし、機会は有限であることを理解すべき事
飯主(はんしゅ)
日本パパ料理協会と共食同盟を結んでいる、組織、団体、チームの代表のこと。例)ファザーリング・ジャパン飯主
出身飯(しゅっしんはん)
協会会長の滝村や、京都は山城飯出身。鹿児島出身は薩摩飯、山口出身は長州飯。パパ飯士は、郷土の料理を愛し子孫にその素晴らしさを伝える使命をもつ。
脱飯(だっぱん)
出身飯以外に、他の土地に住みその地を愛したために、出身飯を抜けることを脱飯という。悪いことではない。
共食同盟(きょうしょくどうめい)
ともに、共食維新を起こす世の中を目指す、法人・団体・サークルとの同盟のこと。絶賛募集中。
食道(しょくどう)
武士における武士道と同じ、飯士における食道。
カメ様(かめさま)
「とにかく健康のために、ごはんをカメカメ」という、ひたすらしっかり噛むことで、健康になる、食べ過ぎないという、卓末の時代に生まれた教え。「よく噛まないとカメ様のバチがあたって、お腹が痛くなるよ」と、お婆ちゃんから言い伝えられている。
食育寺子屋(しょくいくてらこや)
子どもたちに、食の大切さ、料理の楽しさをパパ飯士から伝える、日本パパ料理協会が主催する、子ども向け料理イベント
醤判状(しょうはんじょう)
パパ飯士による、共食維新を誓った血判状ならぬ、醤油を親指につけて捺印した醤判状。シミのように薄いのは、たまたまうすくち醤油しかなかったため。ちなみに濃い口よりもうすくち醤油のほうが塩分濃度が高い。